10代で太っていると、その後の大腸がんリスクは2倍に、米国ハーバード大学が報告

10代で太っていると、その後の40年近くの間に大腸がんになるリスクが2倍になると分かった。米国ハーバード公衆衛生大学院を含む研究グループが、消化器系の病気の専門誌ガット誌オンライン版で2015年5月18日に報告した。

10代で太っていると、その後の40年近くの間に大腸がんになるリスクが2倍になると分かった。米国ハーバード公衆衛生大学院を含む研究グループが、消化器系の病気の専門誌ガット誌オンライン版で2015年5月18日に報告した。

約24万人のデータ

研究グループは、世界的に3番目に多いがんである大腸がんのリスク増加には成人では肥満と炎症が影響していると説明する。10代の肥満や炎症の影響については不明もある。肥満の指標となるBMI、炎症の指標である血液検査の値がどのようにその後のがんに影響するか。研究グループはスウェーデンで2010年まで行われていた徴兵制のために16〜20歳の男性で行われていた身体検査の結果から、約24万人分のデータを収集。さらに全国がん登録データも使い、BMIと血液検査の値と大腸がんとの関連を調べた。

炎症もリスク高める要因

身体検査の時点では81%近くが正常体重だった。一方で中等度の過体重が5%、高度の過体重が1.5%、肥満が1%。2010年までに約900人が大腸がんになった。BMIと大腸がんとの関係を調べたところ、10代後期にBMIが27.5〜30の過体重の人はBMIが18.5〜25の正常体重の人と比べて大腸がんになるリスクが約2倍となっていた。BMIが30以上の肥満の場合は約2.4倍。血液検査での炎症については、血液検査で炎症の兆候が見られていた場合、正常範囲の人と比べて大腸がんになるリスクは約1.6倍だった。BMIと炎症は若い段階から注意をした方が良いのだろう。

文献情報

Very overweight teens may double their risk of bowel cancer in middle age

http://www.bmj.com/company/wp-content/uploads/2014/07/obese-teens-bowel-cancer.pdf

Kantor ED et al. Adolescent body mass index and erythrocyte sedimentation rate in relation to colorectal cancer risk. Gut. 2015 May 18. [Epub ahead of print]

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25986947

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