クレジットカード請求など、短期の負債でうつ症状が強く、未婚や退職前の人で顕著

クレジットカードや支払い期日を過ぎた請求など、短期の家庭の負債がうつ症状を増やすと分かった。

クレジットカードや支払い期日を過ぎた請求など、短期の家庭の負債がうつ症状を増やすと分かった。

うつ病と負債についての最初の研究

米国のウィスコンシン大学マジソン校を中心とした研究グループが、家計などを扱うジャーナル・オブ・ファミリー・アンド・エコノミック誌で2015年4月30日に報告した。研究グループによると、最近の40年間で、持ち家の増加と無担保のクレジットカードの負債の増加によって、家庭の負債が劇的に増加してきているという。クレジットカードの取得が困難になったことから、2008年以降は低下に転じているが、全体としてはいまだに高い水準にある。研究グループは、1994年に終了した6年間隔で実施されていた「家族・所帯全国調査」のデータベースに基づいて、就労できる年代8500人の負債とうつ病の関係を検討した。

中長期の負債は関係ない?

結果として、短期の負債はうつ症状を悪化させていると分かった。関連性が特に強かったのは、未婚の人、退職年齢に近づきつつある人、低学歴の人だった。中期または長期の負債との関連性については明らかでなかった。研究グループは、将来の研究ではこの影響が好転するのか、短期負債の減少がうつ病の症状の軽減に寄与するのかどうかを分析すべきだと指摘する。日本でも状況は近いのだろう。

文献情報

Short-term debt and depressive symptoms may go hand-in-hand,

Berger L et al.Household Debt and Adult Depressive Symptoms in the United States.Journal of Family and Economic Issues, 2015 Apr 30.

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