自己免疫疾患と腸内細菌とポリフェノールに接点、オレンジやリンゴに推奨

「全身性エリテマトーデス」という病気に、腸内細菌とポリフェノールが関係していると分かった。スペインの研究グループが、ポリフェノールなどとの関連を調べ、ニュートリエンツ誌2015年2月号で報告した。

「全身性エリテマトーデス」という病気に、腸内細菌とポリフェノールが関係していると分かった。スペインの研究グループが、ポリフェノールなどとの関連を調べ、ニュートリエンツ誌2015年2月号で報告した。

本来自分を守る免疫が自分を攻撃

自己免疫疾患は、「免疫」に異常が起きた病気だ。免疫は本来、異物から自分を守る機能。その免疫が自分自身を攻撃し始めてしまうものだ。研究グループによると、この自己免疫疾患と腸内細菌のバランス異常が関係すると最近の研究で分かってきている。腸内細菌のバランスを整える食物繊維を食べるよう勧める研究も出ている。研究グループは、20人の全身性エリテマトーデスの女性と、20人の健康な女性を対象に、腸内細菌と食物繊維、ポリフェノールとの関連について比較した。

オレンジやリンゴがお勧め

結果として、全身性エリテマトーデスの人では、黄色の色素化合物であるフラボンと酢酸を作る細菌であるブラウティア(Blautia)、黄色の色素化合物フラバノンと乳酸菌、強い甘みを持つ化合物ジヒドロカルコンとビフィズス菌の組み合わせがそれぞれ関連していると分かった。一方、健康な女性では、ジヒドロフラボノールと抗炎症作用をもつフィーカリバクテリウムとの関連が見られた。フラボノールを取るとビフィズス菌が減った。研究グループは、全身性エリテマトーデスでは、乳酸菌を増やすオレンジ、ビフィズス菌を増やすリンゴ、フィーカリバクテリウムを増やす赤ワインを勧める。病気と食品との関係が、腸内細菌の観点から注目されるかもしれない。

文献情報

Cuervo A et al. Association of Polyphenols from Oranges and Apples with Specific Intestinal Microorganisms in Systemic Lupus Erythematosus Patients. Nutrients. 2015;7:1301-1317.

Nutrients. 2015 Feb 16;7(2):1301-17. doi: 10.3390/nu7021301. Research Support, Non-U.S. Gov't

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