ココアは結腸の炎症を抑える、ポリフェノール「プロシアニジン」に効果あり

ココアに含まれる「プロシアニジン」というポリフェノールの効果が明らかになった。米ペンシルベニア州立大学のザカリー・ビッツァー氏らの研究グループが、栄養学の専門誌、ニュートリショナル・バイオケミストリー誌において2015年4月1日に報告している。

ココアに含まれる「プロシアニジン」というポリフェノールの効果が明らかになった。米ペンシルベニア州立大学のザカリー・ビッツァー氏らの研究グループが、栄養学の専門誌、ニュートリショナル・バイオケミストリー誌において2015年4月1日に報告している。

腸の炎症を抑える?

プロシアニジンは、ココアやブドウのような食品から取ることができる。プロシアニジンは、同じ化学式が繰り返した構造になっており、繰り返しの数がさまざまとなっている。この数はプロシアニジンの効果の強さを左右している。ではこのプロシアニジンはどのような効果を持っているのか。研究グループは、結腸に炎症を起こすネズミを対象とした動物実験を実施。繰り返しの数がさまざまな条件で、プロシアニジンを使い、体内での炎症を抑える効果を検証した。

強い抗酸化作用を保つ

その結果、繰り返しの数が多い場合に、炎症性の刺激に対抗する効果を持っており、腸の内側の膜を保つ効果を示して、炎症と関係するインターロイキン8の分泌を減らしていた。繰り返しの数が少ない場合には効果は小さかった。ココアが含むプロシアニジンは繰り返しの数が多く、腸を守って炎症を抑える効果が強いようだ。ココアをめぐっては、風邪や心臓、血管に対抗する効果が報告されてきている(血圧上昇を「エピカテキン」が抑える、ココアや緑茶の成分を参照)。腸にも良いというわけで、飲み物を選ぶときの参考にできそうだ。

文献情報

Bitzer ZT et al. Cocoa Procyanidins with Different Degrees of Polymerization Possess Distinct Activities in Models of Colonic Inflammation. Nutritional Biochemistry. 2015 Apr 1.

関連するまとめ

こんなまとめも人気です♪

上行結腸の痛みってどんなもの?憩室炎ってなに?大腸がんが原因かも!?痛みの種類や3つの症状から考えられる病気が知りたい!

上行結腸の痛みってどんなもの?憩室炎ってなに?大腸がんが原因かも!?痛みの種類や3つの症状から考えられる病気が知りたい!

最近目が疲れているな、と感じたら…高評価のえんきんを試してみて!

最近目が疲れているな、と感じたら…高評価のえんきんを試してみて!

大腸ポリープの症状は?血が出る?4つの場所の摘出の方法を丁寧に解説!

大腸ポリープの症状は?血が出る?4つの場所の摘出の方法を丁寧に解説!

ポリフェノールの効果がすごい!これなら簡単!最強9種類を手軽に摂取する方法

ポリフェノールの効果がすごい!これなら簡単!最強9種類を手軽に摂取する方法

S状結腸癌は早期発見が決めて!排便習慣は最近どう?段階別の生存率と治療

S状結腸癌は早期発見が決めて!排便習慣は最近どう?段階別の生存率と治療

このまとめのキュレーター

カテゴリ一覧

内容について連絡する

運営会社 | WELQについて | お問い合わせ | プライバシーポリシー | ご利用上の注意 | 会員規約

WELQ [ウェルク] | ココロとカラダの教科書